使用上の注意と保証
保証について
保証期間
ご購入日より、3ヵ月となります。
保証対象(日本国内の通常使用に限る)
通常のご使用により生じたムーブメントの故障および、大幅な遅れのみ
※日差3分以上の大幅なズレが生じている場合
保証対象外及び、注意事項
・ ムーブメントのパーツ破損
・ ガラス、ベルト、ケース等外装品の破損・部品欠損
・ ショップ保証書のご提示なき場合
・ その商品の性能を超えた使用状況や、過度な衝撃等の痕跡が認められる場合
・ 当店以外での修理等により、第三者の手が加えられた場合
・ ケース内の曇り及び、浸水
※アンティークウォッチは、製造からのお時間が経過し歪がございますため、非防水です
※弊社商品をご使用中に発生した、損失・障害・事故等に関しましては弊社は一切責任を負いかねます
期間と送料について
修理期間は一部のブランドを除き約1~2ヶ月程頂いております。状況により前後する場合がございます。また、修理着工有無に関わらず発生する送料はお客様ご負担でお願いしておりますのでご了承下さい。
オーバーホールが必要と判断された場合、別途代金がかかりますので予めご了承下さい。
使用上の注意事項
■ カレンダーの操作法
デイデイト表示(日付/曜日表示)をリューズ(つまみ部)によって変更する際、日付が変わる午後20時から午前4時以内での動作は、故障の原因となりますのでお控え下さい。
■ 日差について
アンティーク/ヴィンテージウォッチは、当時の技術水準で製造されており、現在の時計の精度と比較しますと、多少劣る場合もあり、また、機構部の経年劣化により、精度が低下している場合がございます。 その為、1日最悪±3分前後の誤差(日差)はご了承、ご理解下さいませ。
■ ゼンマイの巻き上げについて
■□手巻き時計の場合
手巻きの場合、巻き上げ(主にリューズを押し込んだ)の状態で親指と人差し指にリューズをはさんで右回転(12時側に)で巻き上げます。
時計により異なりますが、おおむね30~50回位で巻けなくなります。それ以上、勢いや、無理に巻き上げなど、多くの負担がゼンマイに掛かりますと、ゼンマイが破損(切れるなど)する場合がございますので、『巻き止まり』より少し前に巻き上げを停止することをオススメ致します。
一日に何度も小まめに巻き上げるのではなく、ある程度、時間を決め一日に一回、起床時に巻き上げるなどすることをオススメ致します。
あまり使用されない場合、2週間に一度程度、ゼンマイを巻き上げ動作を行って下さい。ムーブメントに注油されたオイルが固着する恐れがございます。
■□自動巻き時計の場合
自動巻きの場合、リューズによる巻き上げ機能を装備している製品では、リューズのモードを巻き上げに設定頂き、親指と人差し指にリューズをはさんで右回転(12時側に)に、10-20回程度巻き上げます。
リューズによる巻き上げ機能がない製品では、軽く本体をゆすることで、ゼンマイを巻き上げて下さい。
その後、着用することで、通常の腕の動きで自然に巻くことができます。
■ 磁気について
機械式腕時計の大敵と言えば、磁気です。 デジタル機器が身の回りに多く存在する昨今、保管場所には、十分注意が必要となります。 スピーカー、ステレオ、テレビなどの大型家電の近くはもちろんですが、スマートフォン、携帯ゲーム機などの小型家電にも注意が必要です。
家電が原因で、ムーブメントに磁気を帯びてしまいますと、正確な時間を刻まなくなり、修理対応が必要となります。
カバンの中など一時的な保管場所を含め、ご注意下さいませ
■ 浸水と衝撃について
アンティークウォッチは、基本非防水とお考え下さい。発売時、3気圧防水などで販売されていた製品につきましても、時間の経過と共に歪など、経年劣化が生じております。
そのため、手洗いなどを含め水場や、汗をかく夏場の仕様には、十分注意を払いご使用下さいませ。
機械式の腕時計のムーブメントは、非常に小さな部品が集まり時を刻む機械として機能しています。 時代と共に、衝撃に耐え得る構造へと進化しておりますが、基本的には、G-SHOCKなどのスポーツウォッチを除き、耐衝撃構造ではございません。 思わぬ衝撃(机に手をつくなど)により、部品が破損することがございます。 スポーツなどされる場合は、着用をお控え下さいませ。
■ オーバーホールについて
長期期間、機械式腕時計を使用するには、メンテナンス(オーバーホール)が必要となります。
一般的に、3-5年ほどを目安にすることが多いかと思いますが、使用頻度や、手入れなどの状態により、オーバーホール時期は、まちまちとなります。
使用する中で、時間の遅れ、時折の停止、ゼンマイの駆動時間が短いなどのサインがございましたら、ご依頼をご検討下さいませ。